※当院では、保険診療での診察も行っています。
湿疹、肌荒れ、じんましん、水虫、いぼなどの日常的な疾患から、慢性的なアトピー性皮膚炎、ニキビまで様々な皮膚疾患の診療を行っています。
皮膚疾患は皮膚だけを治療するのではなく、皮膚の症状が体調や内臓の病気と関係していることもあります。不安を抱えておられる方はまずご相談ください。
※当院では、保険診療での診察も行っています。
当院では、エビデンスに基づいた西洋医学から東洋医学までの治療や、最新機器での精密検査が可能です。
少しでも心配なことがあったり、持病をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
優しい医師の立場から、急性期の病気(腹痛、動悸、息切れ、風邪、頭痛など)から慢性期の病気(高脂血症、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、気管支喘息、アレルギー性疾患、高尿酸血症、貧血など)まで、十分にきめ細やかな治療・検査を当院では行います。
各症状に見合った病気に対する検査・治療や、東洋医学を中心とした治療(漢方)も行っております。
一般診療に必要な検査機器も充実しており、心電計、24時間(ホルター)心電図、頸動脈、甲状腺、胸部(心臓)、腹部超音波(エコー)、エックス線撮影装置、血圧脈波装置(血管の硬さや年齢を知る)、骨密度測定装置(DEXA法)などにより検査を行います。
数少ない女性医師が在籍している当院では、皆様のちょっした不調から重く患っておられる方まで、幅広く対応できる『頼れる漢方外来』を実施しております。
体質や症状を見極めながら、漢方だけでなく、西洋医学的治療が治療に必要な場合は御提案し、患者様とご相談しながら治療や検査を決めていきます。
優しい医師による、気管支喘息や気管支炎から皮膚のアレルギー疾患まで、全身をトータルに診断・治療を進めていきます。
アレルギーは幼少時になくとも成人後発症することも決して少なくありません。
放置しておくと、気管支や皮膚が傷んでしまい、さらに症状が慢性化、反復しやすくなりますので早めに受診しましょう。
喘息とは、気道が慢性的に炎症を起こしている状態の事をさします。その結果、気道が過敏になり、そこに誘因(増悪因子)が加わる事で気道が収縮し喘息症状である発作を起こします。ですので、喘息治療は、その根本である気道の炎症をおさえることが非常に重要です。
喘息には、その原因によっていろいろな種類に分けられますが、一般的に、アレルギーを持つアトピー型と、アレルギーを持たない非アトピー型の2種類に分けます。どちらも、症状や治療法はほぼ同じですが、アトピー型の場合、アレルギーに対する治療も必要です。
先述から、喘息治療は(1)気道の炎症(2)喘息症状(3)原因・誘因に、どのように対処するかということになります。最近の治療では、注入ステロイド(ネブライザー)などで気道の炎症をおさえて、発作がおこるのを予防すること(予防の治療)が中心になってきています。また、吸入ステロイド薬は世界的に喘息治療の第一選択薬として位置づけられています。しかし、発作が大きく注入ステロイドが効かない場合は、注射や点滴で、更に強い薬を投与します。
会社の検診で指摘された、元から症状がある、親からの遺伝が心配、薬が切れてしまった、合併症が心配、、など色んな患者様にフレキシブルに対応可能です。
必要な方には、生活習慣についてのご相談や各種検査・投薬を、最新のエビデンスに基づいてきめ細やかに行っていきます。
頭痛と一言にいっても、筋収縮性頭痛や、高血圧によるもの、脱水、月経との関係、不整脈、ストレスによるもの、脳血管障害(脳腫瘍や脳動脈瘤など)によるもの、と様々です。
たかが頭痛、と放置しておくと取り返しのつかないことも起こります。気になる方、慢性頭痛、急性頭痛に悩んでおられる方は是非一度受診をお勧めします。症状にあった各種検査・治療を行います。
― 副作用とムリのない禁煙成功をサポート ―
当クリニックは、禁煙外来の認可受けた保険適応施設です。
成功率が最も高い実績を誇り、かつニコチンの副作用がない新しいお薬を使用し、少しでも皆様の禁煙の負担を軽減出来るようお手伝いいたします。
この機会に、禁煙治療プログラム(日本循環器学会)に添った確かな治療を受け、ムリなくチャレンジされてみてはいかがでしょうか。
※保険適応外ですが、症状によっては保険適用となることがありますのでご相談ください。
生活習慣病の一つであると考えられる骨粗鬆症は、症状がなくてもすでに発症していることが多い病気の1つです。長年の生活習慣などにより骨がスカスカになり、弱くなる病気です。
最初のうちは無症状ですが、病気が進行するにつれて腰や背中が痛くなったり、曲がったりします。重症化すると骨折を起こし寝たきりの原因にもなります。
比較的高年齢の方に多く見られる病気ですが、若い方でも栄養不足などによりかかることがあります。骨粗鬆外来では、カウンセリングや血液、尿、x-pによる骨密度の検査により現在の骨の状態を診断し、内服などによる今後の治療方針をご提案します。一ヶ月~半年を目処に再評価をしていきます。
物忘れ、認知症にお悩みの方、もしくはそのご家族様方に受診頂く外来です。ご本人やご家族のお話や、検査結果などから、皆さまがお悩みの症状が加齢による生理的なものか、それとも病気によるものなのかを診断し、治療を行います。(認知機能テストや老年期うつの検査、画像診断、ホルモンなどの採血検査なども併せてチェックし、薬物もしくは非薬物療法を開始し、定期的フォローをします。)
早めにご相談頂くことは、現在の症状の治療のみではなく今後の状態を先取りし、介護サービスの利用などについての話し合いなど大きなメリットが有ると思われます。
更年期の精神的・身体的な悩みのご相談にのっております。
配偶者の同伴も歓迎しております。更年期チェックや御本人の症状から、漢方薬、自律神経改善薬、プラセンタ治療(保険適応)など、副作用の少ない安全かつ効果の高く継続して行える治療を提案し、無理なく改善に導いて行きます。
― 名古屋市の特定健康診断ほか、幅広い検診メニューをご用意 ―
基本的な健康診断から、X線やエコーによる各種検査、がん検診、からだの老化を知るエイジングドックまで、幅広い検診メニューを取りそろえています。日々を不安なくアクティブに過ごすために、ぜひご活用ください。
平成25年度特定健康診査(特定健診)および、特定保健指導がはじまりました。
※特定健康診査の詳細は、名古屋市ホームページをご覧ください。
40~74歳の名古屋市国民健康保険に加入の方
・受診券(名古屋市より送付されます)
・国民健康保険証
無料で受診できます。
名古屋市では、がんの早期発見、早期治療を目的として、勤め先などでがん検診を受診する機会のない名古屋市民の方を対象に、500円で各種がん検診を実施しています。
※がん検診の詳細は、名古屋市ホームページをご覧ください。
子宮頸がんは他のがんとちがい若い世代に多いがんです。がんはいずれも早期発見・早期治療で治る可能性が高いがんです。早期発見のためには、定期的にがん検診を受けることが有効ですが受診される方が少ないのが現状です。そのため、名古屋市では特定の年齢に達した方(詳しくは下表参照)へ対象となるがん検診の無料クーポン券と検診手帳を送付し、検診の受診促進を図っています。
2019年度にこの事業の対象となる方は、下の表の生年月日の方です。
20歳 | 平成10(1998)年4月2日から平成11(1999)年4月1日 | |
25歳 | 平成5(1993)年4月2日から平成6(1994)年4月1日 | |
30歳 | 昭和63(1988)年4月2日から平成元(1989)年4月1日 | |
35歳 | 昭和58(1983)年4月2日から昭和59(1984)年4月1日 | |
40歳 | 昭和53(1978)年4月2日から昭和54(1979)年4月1日 |
健診は病気の早期発見につながり、生活習慣病改善の指針となるものです。
健診を受診され、ご自身の健康チェックにご活用ください。
入職時・定期健診に対応しています。個人様でもご利用可能です。
【 基本検査項目 】 下記の検査全部で 13,000円
身体計測 | ||
---|---|---|
視力、聴力、問診 | ||
尿検査 | 蛋白・糖・ウロビリノーゲン・潜血・pH(ペーハー) | |
循環器検査 | 血圧・心電図 | |
脂質検査 | 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール | |
貧血検査 | 白血球数・赤血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリット・血小板数・MCV・MCH・MCHC | |
糖尿病検査 | 血糖・HbA1c | |
消化器検査 | 肝機能 | 総蛋白・AST(GOT)・ALT(GPT)・ALP・γ-GTP |
膵機能 | 血清アミラーゼ | |
胃 | ペプシノーゲン | |
大腸 | 便潜血(1回法) | |
腎機能検査 | 尿素窒素・クレアチニン・尿酸 | |
呼吸器検査 | 胸部レントゲン写真 |
検査項目 | 乳腺科検査 | STD基本セット(性感染症検査) | ベーシック | プレミアム | ブライダル |
---|---|---|---|---|---|
診察料 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
子宮頸がん (子宮頚部細胞診) |
○ | ○ | ○ | ||
子宮体がん (子宮内膜細胞診) |
△ | ○ | |||
超音波検査 | ○ | ○ | ○ | ||
分泌物培養 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
クラミジア | ○ | △ | ○ | ○ | |
トリコモナス | ○ | △ | ○ | ○ | |
淋病 | ○ | △ | ○ | ○ | |
B型肝炎 | ○ | △ | ○ | △ | |
C型肝炎 | ○ | △ | ○ | △ | |
梅毒 | ○ | △ | ○ | ○ | |
エイズ | △ | △ | ○ | △ | |
CA125 | △ | ○ | |||
貧血 | △ | ○ | |||
生化学 | △ | ○ | ○ | ||
骨密度 | △ | ○ | |||
触診+乳腺エコー | ○ | ○ | △ | △ | |
料金(税込) | 5,000円 | 17,000円 | 16,000円 | 49,000円 | 28,000円 |
※ 上記の金額には初診料2,000円、再診料1,000円は含まれておりません。
△印はオプションとなりますが、特別割引料金でうけることができます。
内容 | 価格 |
---|---|
クラミジア | 3,000円 |
トリコモナス膣炎 | 3,000円 |
梅毒 | 3,000円 |
淋病 | 3,000円 |
C型肝炎 | 2,500円 |
B型肝炎 | 2,500円 |
HIV | 2,500円 |
※上記の料金はすべて税抜価格です。
下記項目は、ドクターマリ・クリニック健診の基本検査項目のオプションとして追加頂く時の価格になっております。
動脈硬化測定セット、がん検診セットなど、気になる症状に合わせてご利用ください。
また、どの組み合わせで検診を行ったらよいかわからない場合は、遠慮なくお問合せください。
(症状がある場合は保険診療を行う事ができます。)
腹部超音波検査 | 5,000円 |
---|---|
婦人科超音波検査 | 5,000円 |
乳がん超音波検査 | 5,000円 |
※上記の料金はすべて税抜価格です。
α-フェトプロテイン(卵巣がん、肝臓がん) | 3,000円 |
---|---|
CEA(胃がん、大腸がん) | 3,000円 |
TPA(肺がん、大腸がん) | 3,000円 |
CA15-3(乳がん) | 3,000円 |
SCC抗原(食道がん、子宮頸がん) | 3,000円 |
高感度PSA(前立腺がん) | 3,000円 |
NSE(肺がん) | 3,000円 |
CA19-9(すい臓がん) | 3,000円 |
BFP(すい臓がん) | 3,000円 |
CA125(卵巣がん) | 3,000円 |
CA72-4(卵巣がん) | 3,000円 |
※上記の料金はすべて税抜価格です。
骨塩定量検査(骨密度検査) | 3,000円 |
---|---|
ピロリ菌検査(血液検査) | 5,000円 |
便潜血検査(2回法) | 3,500円 |
クラミジア検査 | 3,000円 |
梅毒検査 (TPHA法、ガラス板法) | 3,000円 |
HIV検査 | 3,000円 |
肝炎ウイルス検査(B型肝炎、C型肝炎) | 3,000円 |
リウマチ検査(RA法) | 1,500円 |
白血球像検査 | 800円 |
血液型検査 | 3,000円 |
※上記の料金はすべて税抜価格です。
快適な職場環境を作るためには、従業員さまの健康の保持増進は欠かせないものです。
労働安全規則では、雇用開始時におこなう「雇い入れ時健診」、毎年定期的におこなう「定期健診」を行うことが定められています。
また、定期健診は年齢により検査項目が異なり「定期健診A」と「定期健診B」があります。ドクターマリ・クリニックは、名古屋市周辺の企業の従業員の皆様のため、成人病予防の一貫として定期的な各種健康診断をお引き受けし、精度の高い健診結果を迅速にご報告できるよう努力しています。
企業健診Aとは、労働安全衛生規則第44条により、1年に1回定期的におこなうことが義務づけられている健診です。企業健診Aは、34才以下および36-39才の方の法定健診です。
検査内容 | 身体測定、視力、聴力、胸部X線検査、血圧、尿検査、腹囲、BMI |
---|---|
料金 | 6,500円 |
企業健診Bとは、労働安全衛生規則第44条により、1年に1回定期的におこなうことが義務づけられている健診です。企業健診Bは、35才および40才以上の方の法定健診です。
検査内容 | 一般健康診断Aの項目に加え、貧血検査、肝機能検査、血中脂質検査、血糖検査、心電図検査 |
---|---|
料金 | 13,000円 |
からだ内部の老化度をチェック
エイジングドックでは、からだのさまざまな機能が何歳程度にあたるかといった、エイジング(加齢)の評価を行います。
エイジングドックを受ける前に、生活や体調に関する問診票を記入していただきます。その後、医師によるカウンセリングを受けていただき、ご一緒に相談しながら、ご希望や必要性に沿ったチェックメニューを決定します。検査終了後、再度来院していただき、検査結果の説明と、今後の治療についてのアドバイスを行います。
下記にあるセットのほかに、医師とご相談の上オーダーメイドでチェックは可能です。
血算・血液像、肝・胆道・膵機能、腎機能、電解質、耐糖能、脂質代謝
(梅毒、HBS抗原、HCV抗体、HIV、クラミジア、淋病、トリコモナス膣炎)
下垂体前葉ホルモン(成長ホルモン)
甲状腺ホルモン (FT3 FT4)
性腺ホルモン (エストラジオール[E2]、黄体ホルモン、フリーテストステロン)
非特異的IgE、総合アレルゲン検査
PWV/ABI測定(血管年齢検査)+頸動脈エコー
― 赤ちゃんから成人、お年寄りまで、あらゆる感染症に対応 ―
私たちは、日常生活の中で、さまざまな細菌やウイルスなどと共存しているため、それぞれに対する抵抗力がないと病気にかかってしまいます。予防接種とは、ワクチンを接種して、免疫(抗体)を作ることにより、病気に対する抵抗力をつけ、発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法です。
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力は、生後8カ月~12カ月ごろまでに自然と失われていくため、赤ちゃん自身で免疫をつくる必要が生じてきます。また、お子さんが大きくなるにつれ、外出の機会も多くなります。
保育園や幼稚園に入るまでに、予防接種で免疫(抵抗力)を作り、感染症を予防しましょう。
また、近年では、はしかや冬のインフルエンザの流行など、大人でも感染症にかかり、重篤な症状に陥る危険性が少なくありません。ご自身や周囲の状況に応じて、適切な予防接種を受けるようにしましょう。
3種混合ワクチン(DPT)・2種混合ワクチン(DT)・日本脳炎ワクチン・MR(麻疹・風疹)・麻疹・風疹・水痘(みずぼうそう)・おたふくかぜ・ヒブ(Hib)ワクチン・サーバリックス(子宮頚がんワクチン)・破傷風ワクチン・狂犬病ワクチン・肝炎ワクチン
当院で行っている予防接種の一覧表です。
当院では、完全予約制にて予防接種を行っております。ご希望の方は、まずお電話にて受付にお問合せください。
出 生 時 |
3 ヶ 月 |
6 ヶ 月 |
1歳 | 2歳 | 3歳 | 4歳 | 5歳 | 6歳 | 7歳 | 8歳 | |
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BCG | |||||||||||
ポリオ | |||||||||||
三種混合(DTP) | |||||||||||
二種混合(DT) | |||||||||||
風疹/麻疹 | |||||||||||
日本脳炎 | |||||||||||
ヒブワクチン | ※ 接種時期・対象年齢は受付にお問合せください | ||||||||||
肺炎球菌ワクチン | ・9,500円 ・4,000円(65歳以上) ※ 接種時期・対象年齢は受付にお問合せください ※ 大人の方と小児の方では摂取するワクチンが違います |
||||||||||
子宮頸がんワクチン | ・16,000円 (中学1年生・2年生は0円) ※ 接種時期・対象年齢は受付にお問合せください |
||||||||||
おたふくかぜ | ※ 接種時期・対象年齢は受付にお問合せください | ||||||||||
水痘 | ※ 接種時期・対象年齢は受付にお問合せください | ||||||||||
B型肝炎 | ※ 接種時期・対象年齢は受付にお問合せください |
実施期間 令和1年10月20日〜予定
予約なしでも、すぐに接種できます。
3才以上の方の予防接種は当クリニックで接種をお受けできます。
・3,500円 |
名古屋駅院 : 052-551-8881 栄院:052-261-1200
名古屋市内にお住まいの方で、満65歳以上(接種日現在)の方。
満60歳以上65歳未満(接種日現在)の方で、(1)心臓機能障害、(2)じん臓機能障害、(3)呼吸器機能障害、(4)エイズウイルスによる免疫機能障害のいずれかの機能障害のある方。(身体障害者1級)
1,500円
・来院時に健康保険証等年齢、住所が確認できるものをご持参ください。
・詳しくは名古屋市HPをご覧ください。
おとな・こども | ・8,500円 |
---|
おとな・こども | ・1回 6,500円 |
---|
おとな・こども | ・1回 9,000円 |
---|
名古屋駅院 : 052-551-8881 栄院:052-261-1200
無料 ※定期接種のため公費となります
生後3カ月から90カ月(7才半)
20-56日までの間隔をおいて
3回+6か月以上あけて追加1回
※過去に、生ワクチンを1回受けられた方は2回+追加1回、
不活化ワクチンを自費で受けられた方は4回からその回数を引いて接種が必要です。
肺炎はウィルスや各種細菌が主な原因となって起こる感染症です。中でも、日常生活で起こる肺炎(市中肺炎)の原因は肺炎球菌が約30%を占め1位です。肺炎球菌ワクチンを接種しておくと、肺炎にかかっても軽い症状で済む効果が期待されます。 肺炎球菌ワクチンは1回の接種で5年以上免疫が持続するという報告があります。
子宮頸がんは子宮頸部にできるがんのことで、日本では20代後半から40歳前後での発症が多くなっています。子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルスというウイルスの感染が原因となって発症することが解明されており、感染しても大部分は自然に排除されますが、まれに持続的に感染することがあり、5年から10年以上を経て一部ががんの発症につながります。
GARDASIL (ガーダシル)はヒト・パピローマウィルス(HPV)の うち、6型, 11型, 16型, 18型が関与して起こりうる次の疾患の予防に役立つ予防接種です。
感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたって身体を守ることが可能です。しかし、このワクチンは、すでに今感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前がん病変やがん細胞を治す効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐものです。
このワクチンは、子宮頸がんの原因となりやすいHPV16型とHPV18型のウイルスに対する抗体をつくらせるとともに、尖圭コンジローマの原因となりやすいHPV6型、HPV11型のウイスルに対する抗体もつくらせるワクチンです。なお、このワクチンに含まれるウイルスには中身(遺伝子)がないので、接種しても感染することはありません。
※公費負担あります。詳細はこちら>>
1回目~3回目 各16,000円(3回セット 45,000円)
子宮頸がん予防ワクチンは、肩に近い腕の筋肉に注射します。
1~2回の接種では十分な抗体ができないため、半年の間に3回の接種が必要です。
ワクチンの効果がどのくらい続くのかは現在も検証中ですが、予測した効果年数は40年間は持続するだろうと言われています。
2019年度にこの事業の対象となる方は、下の表の生年月日の方です。対象の方は、がん検診無料クーポン券とともに送付される検診手帳の説明を読んで、あなたの健康にお役立てください。
※クーポン期限:2020年3月31日まで
名古屋市内に住民登録のある方で、次の生年月日の方。
子宮頸がん検診対象者(女性) | |
---|---|
年齢 | 生年月日 |
20歳 | 平成10(1998)年4月2日から平成11(1999)年4月1日 |
25歳 | 平成5(1993)年4月2日から平成6(1994)年4月1日 |
30歳 | 昭和63(1988)年4月2日から平成元(1989)年4月1日 |
35歳 | 昭和58(1983)年4月2日から昭和59(1984)年4月1日 |
40歳 | 昭和53(1978)年4月2日から昭和54(1979)年4月1日 |
※表示価格は全て税別です